認定看護管理者教育課程
人生100年時代を見据えた社会保障制度改革が進んでいる中、変化の時代に適応し創造的に組織を発展させ、看護の質を保証する看護管理はますます重要となっている。
社会の変化に対応すべく大阪府看護協会は、1993年から日本看護協会認定看護管理者ファーストレベルを開講し、1998年度には同セカンドレベル、2012年には同サードレベルを開講し、体系的な看護管理者の育成システムを整えた。2018年3月に、カリキュラム改正がなされ、ファーストレベルでは、看護管理に関連する概論と基礎知識について、セカンドレベルでは、組織における現状分析と課題の明確化について、サードレベルでは、今後の方向性と対策をトップマネジメントの視点で展開できるように段階的に学び、3課程の積み上げが明確な構成になった。また、全ての教科目を統合する「統合演習」はファーストレベルにも新設され、セカンドレベル、サードレベルでは15時間から45時間に増え、実践力を育てる内容となっている。
2021年3月時点で当会のファーストレベル修了者は7,013名、セカンドレベル修了者は1,377名、サードレベル修了者は232名であり、大阪府内だけでなく、近畿圏内を含む他府県でも活躍している。
引き続き、当会認定看護管理者教育課程では自律自発的に研鑽し合える教育・研修の場を提供し、看護管理者の資質と看護の水準の維持・向上をめざす。
教育目的
ファーストレベル | 看護専門職として必要な管理に関する基本的知識・技術・態度を習得する |
セカンドレベル | 看護管理者として基本的責務を遂行するために必要な知識・技術・態度を習得する。 |
サードレベル | 多様なヘルスケアニーズを持つ個人、家族、地域住民及び社会に対して、質の高い組織的看護サービスを提供するために必要な知識・技術・態度を習得する。 |
教科目・時間
ファースト | セカンド | サード | ||||
教科目/時間 | 科目 | 時間 | 科目 | 時間 | 科目 | 時間 |
ヘルスケアシステム論 | T | 15 | U | 15 | V | 30 |
組織管理論 | T | 15 | U | 30 | V | 30 |
人材管理 | T | 30 | U | 45 | V | 15 |
資源管理 | T | 15 | U | 15 | V | 30 |
質管理 | T | 15 | U | 30 | V | 30 |
統合演習 | T | 15 | U | 45 | V | 45 |
開講期間・申込期間
ファーストレベル
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | |
定員 | 80名 | 80名 | 80名 | 80名 |
開講期間 | 5/18(火)〜6/22(火) 予定 | 7/20(火)〜8/30(月) 予定 | 9/14(火)〜10/27(水) 予定 | 12/14(火)〜翌年1/26(火) 予定 |
105時間(20日間) | ||||
原則週3〜4日(月〜水曜日の開講を基本とし土曜日の開講あり) | ||||
申込期間 | 3/8(月)〜3/22(月) 17時必着 | 4/26(月)〜5/10(月) 17時必着 | 5/31(月)〜6/14(月) 17時必着 | 8/30(月)〜9/13(月) 17時必着 |
受講可否 | 開講予定日の約1ヶ月前までに送付予定 | |||
受講条件 | ||||
日本国の看護師免許を有する者 | ||||
看護師免許を取得後、実務経験が通算5年以上ある者 | ||||
管理業務に関心がある者 | ||||
提出書類 | ||||
受講申込書(様式1) | ||||
看護師免許証の写し 1部 ※変更事項が記載されている場合は裏面も複写してください。 A4サイズに縮小して複写してください。 | ||||
勤務証明書(様式4) | ||||
小論文 2部 |
セカンドレベル
第1回 | 第2回 | |
定員 | 50名 | 50名 |
開講期間 | 6/15(火)〜8/31(火)予定 | 11/2(火)〜翌年1/31(月)予定 |
180時間(33日間) | ||
原則週3〜4日(月〜水曜日の開講を基本とし土曜日の開講あり) | ||
申込期間 | 3/29(月)〜4/12(月) 17時必着 | 8/2(月)〜8/16(月) 17時必着 |
受講可否 | 開講予定日の約1ヶ月前までに送付予定 | |
受講条件 | ||
日本国の看護師免許を有する者 | ||
看護師免許を取得後、実務経験が通算5年以上ある者 | ||
認定看護管理者教育課程ファーストレベルを修了している者 または看護部長相当の職位にある者、もしくは副看護部長相当の職位に1年以上就いている者 | ||
提出書類 | ||
受講申込書(様式2) | ||
看護師免許証の写し 1部 ※変更事項が記載されている場合は裏面も複写してください。 A4サイズに縮小して複写してください。 | ||
勤務証明書(様式4) | ||
課程修了証の写し ※ファーストレベルを修了している者 | ||
職位証明書(様式5) ※ファーストレベルを修了していない者 | ||
小論文 2部 |
サードレベル
第1回 | |
定員 | 30名 |
---|---|
開講期間 | |
9/7(火)〜12/7(火)予定 | |
180時間(34日間) | |
原則週3〜4日(月〜水曜日の開講を基本とし土曜日の開講あり) | |
申込期間 | 5/24(月)〜6/7(月) 17時必着 |
受講可否 | 開講予定日の約1ヶ月前までに送付予定 |
受講条件 | |
日本国の看護師免許を有する者 | |
看護師免許を取得後、実務経験が通算5年以上ある者 | |
認定看護管理者教育課程セカンドレベルを修了している者 または看護部長相当の職位にある者、もしくは副看護部長相当の職位に1年以上就いている者 | |
提出書類 | |
受講申込書(様式3) | |
看護師免許証の写し 1部 ※変更事項が記載されている場合は裏面も複写してください。 A4サイズに縮小して複写してください。 | |
勤務証明書(様式4) | |
課程修了証の写し ※セカンドレベルを修了している者 | |
職位証明書(様式5) ※セカンドレベルを修了していない者 | |
応募書類審査料の振込受領証の写し(A4に複写) | |
小論文 2部 |
- 申し込み
- 1)提出書類は、募集要項を十分確認の上、角2号(33p×24p)封筒に入れ郵送してください。
- 2)受講の可否は郵送で通知します。
返信用封筒(角2)に返信先(郵便番号 所属施設住所 受講者申請者氏名)を明記し、「簡易書留」と朱書きの上、460円切手を貼付したものを同封してください。 - サードレベルは返送物が多いためレターパックプラス520を同封してください
【提出・問い合せ先・研修会場】
〒540-0001
大阪市中央区城見2-2-22 マルイトOBPビル8階
教育研修部 「ファーストレベル」「セカンドレベル」「サードレベル」 担当者
TEL 06-6947-8585 FAX 06-6947-8586