看護の日

「看護の日・看護週間」事業 
主催:看護の日~ハートフル大阪21~実行委員会

看護の日とは・・・

1990年に5月12日(ナイチンゲールの誕生日)を「看護の日」と制定。
12日を含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」です。
看護の心を広く伝えるために、看護職と市民、行政、保健医療福祉関係者などが協力してつくりあげる『看護の祭典』として、全国で催しが行われます。
大阪府では毎年、各種団体および行政からなる「看護の日~ハートフル大阪21~実行委員会」が主催したイベントを開催し、府民一人ひとりが看護や介護について理解を深める機会としています。

2024年度 看護の日・看護週間事業

8/3(土)『夏休みわくわくイベント♪ 看護のお仕事体験してみよう』を開催しました

8月3日(土)に開催しました『夏休みわくわくイベント♪看護のお仕事体験してみよう』は、好評のなか終了しました!
当日は222名の方が来場され、天才ピアニスト講演、看護のお仕事を体験いただきました。暑い中ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

プログラム「かんごちゃんと踊ろう」の様子

大阪府看護協会ナーシングアート大阪にて、『夏休みわくわくイベント♪ 看護のお仕事体験してみよう』と題し、吉本興業所属「天才ピアニスト」さんによる"看護師あるある"などのネタを盛り込んだ面白くためになる講演と、様々な看護のお仕事体験を実施します。
夏休みの1日、看護の世界にふれてみませんか。

会場 大阪府看護協会 ナーシングアート大阪
〒536-0014
大阪市城東区鴫野西2-5-25
日時 2024年8月3日(土)12:00~15:00
対象 小学生(5、6年生)・中学生・高校生
定員 300名(定員に達し次第受付終了)
写真:吉本興業所属女性2人のお笑いコンビ「天才ピアニスト」

新着情報

7/18日 体験・相談コーナー 追加決定!!

大阪府臨床検査技師会による体験コーナー
  • 駆血帯を巻いて静脈を探してみよう
  • ヘモグロビン測定
大阪府看護学校協議会による進学相談

定員に達しましたので、
7月23日13:00に募集を締め切りました。
沢山のご応募、ありがとうございました!!

記念講演「イスラエル・ガザ人道危機における看護師の活動」
~過酷な状況下で命をつなぐ看護のちから~

記念講演「イスラエル・ガザ人道危機における看護師の活動」 ~過酷な状況下で命をつなぐ看護のちから~ 詳細チラシ
2024年5月18日(土) 看護の日 記念講演に385名の方が参加されました。
講師の川瀬佐知子さんから、パレスチナ自治区・ガザ地区にあるアルクッズ病院での医療支援活動を行っていた昨年10月7日、イスラエルとの軍事衝突により中断を余儀なくされ11月5日に帰国の途に就くまで、ご自身も避難をしながら、現地の医療従事者と共に負傷者への対応や避難民の健康管理を行ってきたとの報告がありました。
参加者アンケ―トは、7割強が看護系学生(高校生含む)、他2割強が看護職で、「改めて看護師という仕事の素晴らしさをかみしめた」「いつでも最善を尽くせる看護師をめざし、勉強を頑張りたい」等、みなさん大変感銘を受けたという感想でした。
詳しいレポートは「OSAKA看護だより」(7月20日発行)および本サイトに掲載予定です。 

写真:記念講演当日の会場風景 たくさんの参加者で席が埋まっている

写真:壇上で講師の川瀬佐知子さんが大きく映し出されたスライドの前で登壇している

川瀬さんへのご質問

講演会の参加者から川瀬さんに質問がありましたので、お答えいだきました。
Q

赤十字で勤務していなくても、海外支援できる方法はありますか

A

寄付による支援
間接的な方法としては寄付による支援があります。国内外の災害に対する緊急支援、様々な人道危機における支援、赤十字の活動そのものに対する寄付などがあります。日本赤十字社のホームページ「寄付する」というサイトからアクセスができます。

SNSを通じて活動をフォロー
大阪赤十字病院の国際医療救援部は、国内外の人道支援活動をSNSでリアルタイムに情報発信しています。国際支援やそれを支える救援部・病院の活動についてもアップしていますので、「いいね」や「シェア」などで共有していただくことも、活動の支えとなります。

国際要員として派遣
原則として、現段階で赤十字の活動に国際要員として派遣されるのは、赤十字社の職員になります。

Q

現地での具体的な医療、対応、処置、代替品や方法が知りたい

A

10月7日以降に対応した症例をいくつかあげています

  • 軽度の四肢の外傷:創洗浄、軟膏塗布、ガーゼ
  • 下肢の挫滅創と開放骨折に対してデブリドメンと創外固定術が前日に行われていたケース:創洗浄、軟膏、ガーゼの保護
  • Ⅰ~Ⅱ度熱傷:洗浄、ワセリンガーゼもしくは軟膏塗布
  • 転落による前腕の疼痛、腫脹、開放創:開放骨折と考え創洗浄、固定、三角巾の使用、レントゲン機能のある病院へ後送。固定用のシーネなどはなかったので、段ボールなどを使いました。
  • その他、嘔吐や下痢、水痘疑いなどの感染症、過換気症候群など。状況によって現地医師への相談、こころのケア要員への支援要請などを行いました。
Q

こういった国際活動に参加されている医療従事者さんたちがどのような形でこの活動を行ったのか、成り行きと過程が知りたい

A
まずは、日本赤十字社の国際要員として登録が必要です。登録には実務経験、英語の点数などいくつかの条件をクリアし、研修を受講する必要があります。詳しくは、日本赤十字社ホームページの「国際要員になるために」のサイトをご参照ください。また、活動内容の詳細については、大阪赤十字病院ホームページの「海外派遣報告」でご覧いただけます。
Q

お話の中でオリーブの木にメッセージを吊るす活動をされていると伺ったが、参加方法について調べたが分からなかった

A
4月末より大阪赤十字病院で『ピースオリーブキャンペーン』を行っています。
大阪赤十字病院の1階玄関ホールにオリーブの木とメッセージがありますので、是非、お近くに来られることがありましたら、メッセージを書いて、オリーブの木に貼っていただきたいです。オンラインでのメッセージの募集等は行っておりません。キャンペーンは6月中旬~末までを予定しています。よろしくお願いします。
Q

国際支援のコミュニケーションについて、コツやエピソードなどあればお伺いしたい

A
国際活動の現場では、様々な方と出会い、一緒に活動を行います。
まずは相手の行動や意見を受け入れ、その背景にあることを知ろうとすることが大切だと思います。例えばネパールやハイチで緊急医療支援を行った際も、傷の処置方法が違ったりします。『違い』を『間違い』と捉えるのでなく、違う文化を知るきっかけだと思うと、様々なことが興味深く思えてきます。また、その理由を質問することで、文化や宗教、習慣などが見えてきます。相手のことを知りたい、とまずは興味を持ち、態度に示すことで、相手との距離は縮まると思います。
 
事前に派遣される国について調べておくことはとても大切ですが、本やインターネットで得られる情報と、実際に現地で見聞きする内容にはギャップがあることも多いです。ある程度関係ができれば、実際の状況を現地の人たちに聞いてみると、更に理解が深まり、関係の構築につながると思います。

また仕事においては、お互いの伝えたいことを明確にすることはとても大切です。あやふやに理解したつもりで、後々大きなトラブルにつながったこともあります。特に文化や価値観が異なる国際支援の現場では、相手がどう理解したかをその都度確認するようにしています。

看護の日~ハートフル大阪21~実行委員会

  • 大阪府(事務局)、大阪市、堺市、高槻市、東大阪市、豊中市、枚方市
  • 公益社団法人 大阪府看護協会(事務局)
  • 一般社団法人 大阪府医師会
  • 一般社団法人 大阪府病院協会
  • 一般社団法人 大阪府私立病院協会
  • 一般社団法人 大阪精神科病院協会
  • 一般社団法人 日本精神科看護協会 大阪府支部
  • 公益社団法人 大阪府臨床検査技師会
  • 一般社団法人 大阪府訪問看護ステーション協会
2023年度 看護の日・看護週間事業

5/9(火) PRバスが大阪府内を巡行!

日本看護協会の「看護の日」PRラッピングバスが大阪府内を巡行しました。
巡行に合わせて、「PRバス 出発式」を行うとともに、府内高校にて高校生を対象とした 「看護の出前授業」を開催しました。

走行ルート
START! 大阪市役所 → 大阪府済生会野江病院(市東支部代表) → 大阪府看護協会(OBP)→ 大阪府庁 → あべの翔学高等学校(看護の出前授業) → USJ → 大阪駅周辺 → 万博記念公園 → 大阪医科薬科大学(5/13看護の日イベント会場) → GOAL!

出発式

爽やかな五月晴れのもと、5月9日(火)11時から大阪市役所にて出発式を開催しました。
大阪府 吉村知事、大阪市 横山市長、大阪府訪問看護ステーション協会 長濱会長をお招きし、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャク、大阪府広報担当副知事のもずやん、看護の日キャラクターのかんごちゃんも交えて、大阪府・大阪市・当会職員と一般観覧者も合わせると約100名が参加、大阪らしい和やかな会になりました。
吉村知事・横山市長から、コロナ禍で従事された看護職への感謝と敬意の言葉をいただき、力強いエールになりました。

テープカット
もずやん・かんごちゃん・ミャクミャク

看護の出前授業

  • 参加者 あべの翔学高等学校 看護医療専攻 2・3年生 24名
  • テーマ 患者のいのちと生活をまもる
  • 講師 大阪鉄道病院 副看護部長

授業は2部構成で、前半では実際に体験した事例を通して、看護の仕事のやりがいと魅力をお伝えしました。後半ではグループワークを取り入れ、「どの患者さんを優先しますか?」という課題に対し、皆さん真剣に話し合う様子が印象的でした。また、かんごちゃんも授業を観覧。終了後、廊下を歩く姿に他クラスの生徒が「かわいい!」と声をかけたり、ハグしたりと、人気でした。

PRバスと記念撮影
出前授業風景
看護の日冊子1ページ目:2023年度の事業紹介

5/13(火) 看護の日イベント 「体験もできちゃう!看護のセカイ」

看護のセカイを体験できるプログラムの他、現役の看護師や看護学生に直接質問できる等、相談コーナーも充実!
今年は、NHK大阪放送局とのコラボを実現、「災害と看護」に関するミニ講演会やブースを展開しました。【事前申込制】

会場 大阪医科薬科大学 看護学部
〒569-0095
高槻市八丁西町7番6号(本部北キャンパス)
日時 2023年5月13日(土)13:30~16:30
2部交代制(定員300名) ・予約制

「看護の日」キャラクター・かんごちゃんに
ご当地バージョン誕生!! 大阪府は、
「大阪のおばちゃん」がモチーフです!

タイムスケジュール

  前半の部(13:30~15:25) 後半の部(14:35~16:30)
13:00 受付→講堂へ  
13:30
(5分)
前半の部 スタート
オリエンテーション
 
13:35~14:35
(60分)
各会場でプログラムを体験  
14:05~
受付→講堂へ
14:35~15:25
(50分)
ミニ講演会(約50分)
1.災害現場での看護職の活動(仮)
2.聴く力・伝える力(仮)
後半の部 スタート
大阪府看護協会 災害支援ナース
NHK大阪放送局アナウンサー
15:25
(5分)
前半の部 終了 前半の部が退出後、オリエンテーション
15:30~16:30
(60分)
  各会場でプログラムを体験
後半の部 終了
体験・コーナー 展示・相談コーナー
◇妊婦疑似体験 ◆新人ナースに聞いてみよう!
◇高齢者疑似体験 ◆進学相談コーナー
◇新生児抱っこ体験 ◆大阪府訪問看護ステーション協会コーナー
◇AED体験 ◆看護学生コーナー
◇きれいにできてる?手洗いチェック ◆NHK大阪放送局(AR浸水体験 他)
◇聴診器で聞いてみよう! ◆白衣の歴史・ナース服展示
◇大阪府臨床検査技師会コーナー  

2022年度 看護の日イベント「体験もできちゃう!? 看護のセカイ」
今回のイベントは、「看護の未来プロジェクト」と題し、大阪府内の看護系大学・看護専門学校の学生たちと看護職がコラボ。
体験や動画を通して看護の魅力を伝えます!

多数のご参加いただきありがとうございました。
学生が作成したインタビュー動画をyoutubeにアップしましたのでご覧ください。

動画はコチラ
Nursing Nowキャンペーン

看護の日・看護週間 制定30周年・ナイチンゲール生誕200周年記念

Nursing Now ~看護の力で大阪を元気に~

Nursing Now

2021年6月30日(水)WEB開催

Nursing Nowは、看護職への関心を深め、
地位を向上することを目的とした世界的なキャンペーンです。

世界保健機関(WHO)と国際看護師協会(ICN)が連携し、Nursing Nowキャンペーン理事が運営し、2021年6月までキャンペーンを展開します。

看護職が持つ可能性を最大限に発揮し、看護職が健康課題への取り組みの中心に立ち、人々の健康向上に貢献するために行動します。

Nursing Now ~看護の力で大阪を元気に~

日時 2021年6月30日(水)13:30~16:30
場所 ナレッジシアター(グランフロント大阪 北館4階)
開催形式 オンラインとのハイブリッド型での開催

プログラム

開会/オープニングムービー上映

(司会:高井 美紀/MBSアナウンサー)

主催者挨拶 大阪府看護協会 会長 高橋弘枝
来賓ご挨拶 看護職へのエール

大阪サクヤヒメ表彰受賞者・関係者有志一同

大阪サクヤヒメ表彰受賞者・関係者有志一同様
寄附贈呈式
大阪サクヤヒメ表彰受賞者・関係者有志一同 様からは「看護職へのエール」のビデオメッセージの他、ご寄付をいただき、 イベント開始前に「寄附贈呈式」を行いました。

座談会「大阪コロナ最前線~危機的状況を救う看護の力~」

座長講演「今こそ看護の専門性を発揮そして未来へ」
トークセッション
座長 大阪府看護協会 会長 高橋 弘枝
登壇者 宿泊療養施設看護師
大阪コロナ重症センター看護師
検体採取外来・コロナワクチン接種対応看護師

Nursing Now ことばのリレー

「いのち」と「くらし」を守るミニ講座」
  • 「新型コロナウイルス:ワクチンと変異株」

    大阪大学免疫学フロンティア研究センター・招へい教授、
    大阪大学名誉教授 宮坂 昌之 氏

  • 「コロナに負けない!漢方の力」

    河内長野市医師会会長、山口診療所院長 山口 竜司 氏

  • 「看護の現場から今、伝えたいこと」

    大阪府看護協会 11支部

閉会/エンドロールムービー上映

大阪府看護協会 11支部

【展示】~人々の暮らしを支える取り組み~

行政、関係団体、協賛企業の〈人々の暮らしを支える取り組み〉を紹介する展示を1カ月にわたって行います。当協会の取り組みも紹介します。

開催日時 2021年6月30日(水)~7月30日(金)
※緊急事態宣言等の状況により変更になる場合があります
会場ナレッジキャピタル ザ・ラボ(グランフロント大阪 北館2階)
参加料無料

【開催の背景】

当協会は府民と看護、医療をつなぐために、毎年5月に「看護の日・看護週間」の催しを開催しています。今回はナイチンゲール生誕200年を記念し、世界的に行われている「Nursing Nowキャンペーン」との合同開催を行います。コロナ禍の今、看護職の皆さんはどのように目の前の患者に接し、業務に取り組んでいるのか。現場実習が困難な今、看護学生の皆さんは将来をどのように見据えているのか──さまざまな目線で語り、考えます。また、別会場では行政、関係団体、協賛企業の〈人々の暮らしを支える取り組み〉を紹介する展示を1カ月にわたって行います。

【協賛・協力】

協賛(50音順)株式会社大塚製薬工場/カネカユアヘルスケア株式会社/住商モンブラン株式会社/大幸薬品株式会社/大和ハウス工業株式会社/テルモ株式会社/東洋羽毛関西販売株式会社/ナガイレーベン株式会社/ニプロ株式会社/ハートフル大阪21実行委員会/ミズノ株式会社/ワタキューセイモア株式会社
協力(50音順)大阪サクヤヒメ表彰受賞者・関係者有志一同/株式会社ツムラ/一般社団法人ナレッジキャピタル/ハクゾウメディカル株式会社

Nursing Now 写真公募 終了しました。

Nursing Nowキャンペーンの一環として、各施設単位で撮影された、皆様の写真を公募いたします!
ご賛同いただける方は、Nursing Nowのロゴの入った用紙を持った写真をメールに添付し、メール本文に施設名を明記の上、下記メールアドレスへ送ってください。

みんなで取り組むキャンペーン

2020年2月1日 日本国際看護師養成研修閉講式