支部掲示板 新着情報一覧
トップページ > 支部掲示板 新着情報一覧 > 【府北支部】 研修活動報告 きらめき第2号
府北支部 研修活動 きらめき第2号
府北支部研修活動
きらめき第2号
第6回 看看連携研修会
オンライン研修
2020年8月15日(土) 14時〜15時
大阪府訪問看護ステーション協会
三島ブロック理事 原田様
この度は、関係者の皆さまのご支援・ご協力を賜り開催できましたことを、心より感謝申し上げます。現在、病院等において家族との面会ができないことを理由に、最期の時を病院ではなく在宅で過ごしたいと、訪問看護を利用される方が増えていると実感しています。
いまこそ、看護と看護の連携が必要な時です。連携は継続的な課題でありますが、本研修のご発表、活発な質疑応答により参加者は改めて自己の看護を振り返り、役割を再確認するきっかけになったと思います。
皆さま、本当にありがとうございました。
大阪医科大学附属病院 湯谷様
テーマ:自宅にて看取りを希望されたがん患者と家族を支える看護
研修での意見交換を通して、病院で勤務しているだけでは知り得る事のない、日常の患者の様子を知る事ができました。サマリーに、医師の説明後の患者家族の反応が記載されていると状況が分かりやすい等の貴重なご意見がありました。
今後はそういったご意見を踏まえて、充実した在宅看護につながるよう、適切な情報提供ができるよう努力したいと思います。
ツインズリハビリ訪問看護ステーション 室様
テーマ:最後の療養場所選択における家族への意思決定支援
今回、初めてオンライン研修に参加させて頂き、とても緊張しましたが、無事に終える事ができました。
今回、私はご利用者様の奥様の心のゆらぎについて発表しました。そして、同じ患者様の入院中の奥様への関わりについて大阪医科大学附属病院の発表を聞く事ができました。
そこで、入院中に奥様が抱えていた不安な気持ちを知り、改めて連携の大切さと難しさの両方を知る事ができました。この度の研修会の開催にあたり、事前に色々と準備して下さった関係者の皆様に心より感謝いたします。
有難うございました。
より良い看看連携の為に必要なこと
*今回の事例を通じて得られたこと・学べたこと・今後の課題
大阪医科大学附属病院
退院後の連携として「自宅での患者の生活状況」を病棟へフィードバックして頂く事は大切です!
それは、病棟看護師の退院支援の振り返りとやり甲斐にも繋がります。
ツインズリハビリ訪問看護ステーション
新型コロナウィルスの影響で退院前カンファレンスの開催できないケースが増えています。患者本人や家族の心理状態などをできるだけ詳しく提供してもらえれば、コミュニケーションが取りやすくなると感じます。
また、退院後できるだけスムーズに各種サービスを利用する為に介護申請は早めにして頂けると助かります。
参加者の意見
*チャットの質問・意見感想
(病院側)
・在宅療養に移行するにあたっての不安とはどのような事柄だったのでしょうか?それは、病棟看護師とMSWがサポートしていったのでしょうか?
・看取りということを入院中に意思決定されていたのか?
・訪問看護や訪問診療の手配はMSWが行われたのでしょうか?
(ST側)
・経過とともに変化をしたと思いますが、訪問看護の訪問回数を教えてください。
・退院前に緩和ケア病棟への入院などの提案はありましたか。
・A氏は望んでおられた在宅ワークができたのでしょうか?
(その他)
・本症例で訪問看護師から病院看護師へ、病院側から訪問看護への要望は?
・退最後の療養場所についての選択肢を退院前から準備してほしいと、在宅側では思うことがあります。
(質疑応答)
病院からは在宅支援方法についての質問が多くあったように思います。在宅側は在宅での支援内容を病院へフィードバックするようにすれば、軽減が図れるのではないかと思いました。
訪問看護側からは、訪問回数がどのように変化したのか質問がありました。また、在宅ワークを希望していたが行えたのか?行えたとしたら、どのように支援を行ったのか等の質問がありました。退院後の在宅生活での看護師の関わりがどのようなものであったのか、その方法が自施設でも取り入れることができるのか等を確認しているように感じました。看護師は一人一人の患者さんに向き合い、患者様の生活に合わせての看護ケアを日々模索していることを感じました。
オンライン研修(ZOOM)をやって良かった!!
・アンケート集計やグラフ作成が簡単で楽にできた
・自宅からでも参加できる
・遠方でも参加しやすい
・交通費が削減できる
・感染拡大防止に役立つ
・会場を借りるよりもより多くの参加者を募れる
アンケート結果(95名)
あなたの事業所について
オンライン研修を体験し、体感はどうでしたか?
あなたの職種について
今後の業務に活かすことができそうですか?
【看看研修を終えて】
府北支部 西森麻喜子
研修担当者(府北役員) 永久教子、東口すみ江、惠愛
新型コロナウイルス蔓延の中、【『病院と地域を“看護”がつなぐ』看護連携が重要で情報提供とスムーズな連携】を柱とした第6回看看連携研修を初めてオンライン研修で実施いたしました。研修に先立ち、何度もオンライン研修の練習を重ね資料を作り、何とか実施でき、参加者は過去最多の100名が参加することができました。
今後も、新型コロナウイルスに負けないように、自己研鑽を行える場所の提供を行っていきたいと考えます。
府北支部理事 三木 睦子
今回は初となるオンライン研修でしたが、自宅から参加でき移動もなく楽であったなど高評価をいただきました。無事に開催できましたのも受講くださった会員様、また研修開催に向けて奮闘してくれた担当役員の方々のお陰です。ありがとうございました。
今後、「働き方改革」「次世代リモートへの対応力」等のZOOM研修を企画しております。ぜひご参加くださいますよう宜しくお願いいたします。
編集後記 府北支部書記 青野 裕子
より良い連携とは、連携を図る者同士が「相手に伝えたいこと」「相手が知りたいということ」を明確にして伝え合うこと、それぞれの専門家の情報(資源)を効果的に機能させることが重要です。又、病院での看護を、在宅での患者の生活・支援のあり様によって実現させていくことが大切だと気づかされました。又、ZOOMという研修のあり方も学び実績ができました。この研修に携わりご協力して頂いた全ての方に感謝申し上げます。
次回研修のご案内 −看護職の働き方改革研修−
働き方改革をテーマとしたワークライフバランスの取り組み | |
日時 | 令和2年9月28日(月)15:00〜16:00 ZOOM研修にて開催いたします |
皆様のご参加をお待ちしております