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府北支部研修活動
きらめき第7号
DX時代の新入職員研修(医療・介護)の進め方
※73名の方にご参加いただきました
日時 | 令和3年2月20日(土)14:00〜16:00 |
Newノーマルへ動き出す
【講師】永井 規子先生
有限会社ビジネスブレーン
代表取締役
- 略歴 -
1956年6月20日栃木県生まれ
1980年東京薬科大学衛生薬学科卒業
1980年大手電鉄会社病院薬局に勤務
<取り組んだ主なテーマ>
調剤システムとエラー管理、窓口服薬指導とサービス、新人教育
1991年企業コンサルティング社に入社、講師として勤務
1994年独立し、ビジネスブレーンを設立
1998年9月30日法人組織とし、有限会社ビジネスブレーン代表取締役となる
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
エリック・ストルターマン教授(2004年;スウェーデンのウメオ大学)
ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる
DXの定義(経済産業省)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応するために、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する.また、業務や組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
ディスカッション事前アンケート(一部抜粋)
コロナ禍で組織内教育はどのような影響を受けましたか?
・10名以上が参加する研修の中止。院内全体研修はYouTubeで配信するなどオンライン研修にシフトした。
・集合研修の中止。開催しても少人数やグループワーク不可など、例年通りの成果が得られていないのではないか。
・学会や院外研修参加について。もしそこに参加して感染したらと思うと積極的には呼びかけることができず紹介する程度。
・新人同士の学習会や情報交換が不十分
・小人数での研修や、オンライン研修などに切り替えた。技術的な演習を必要とする研修は、演習部分は中止となったものが多い。動画を視聴してもらうオンデマンド型の研修方法しかまだできていない。
・時間短縮に伴い回数を増やしました。施設外での研修は中止とし、他施設との合同研修も中止しました。eラーニングの活用や大人数でディスカッションする時はリモートで行いました。
・院内全体で行う研修ができなくなった。オンライン研修も導入しているが、設備面でも整っていないために職員が十分に教育を受けられる環境ではない。
・大人数の集合研修ができず、日にちや場所をずらした小集団での研修や各自でe-ラーニング、研修録画のDVD視聴などが中心となった。
DX時代の新人研修 〜まとめ〜
アンケート結果( 64名の回答)
2020年度府北支部研修開催実績
8月
第6回 看看連携研修
9月
看護職の働き方改革研修
10月
医療安全研修
11月
次世代リモート研修への対応力
1月
新型コロナウイルス感染症研修
2月
DX時代の新入職員研修(医療・介護)の進め方研修
研修担当者 (府北役員) 仲下 祐美子、原山 郁子、向井 貴美子、菊池 民枝
府北支部理事 三木 睦子
体験型のオンライン研修で非常に楽しい時間となりました。開始時から完璧でなくても良いんだよという先生のお声に、Newノーマル時代の看護師教育にはアジャイル型でまずはやってみれば良いと背中を押された思いです。指導では発問する有効性など理解しているつもりですが、キュレーションを体験しワークショップをすすめ、相手にどう気づかせるかの重要性を学びながら最後のYouTubeを見たときには、これが気づかせるということか、これがNewノーマル時代の教育なのだと衝撃を受けました。研修アンケートでも多くの高評価のコメントをいただきました。またこのような研修を企画できればと考えています。参加いただきました皆様、ありがとうございました。
編集後記
今回も多くの参加をいただきありがとうございました。 今回の研修を受けて、以前にコーチングの講義を受けた時のことを思い出しました。優秀な指導者は、「質問上手になりなさい」と言われたことを。WhyをWhatへ、学習者の立場に立って助言すること、自分で考え気づいてくれるように関わって行くことが大切であるということを。