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府北支部研修活動
きらめき第9号
看看連携研修会
「療養者の意思決定支援について」
※95名の方にご参加いただきました
日時 | 令和3年8月4日 14:00〜15:00 |
連携でつなぐ患者の命
ご意見・ご感想について(一部抜粋)(81件のご回答)
他、多数のご意見をいただきました。ご協力いただきありがとうございます。
・意志決定が困難な患者や、家族も患者の思いがわからない状態で入院している患者が多く、病気になってからではなくなる前から死生観について話ができる環境を作ることができればと考えます。
とはいえ、元気なときに死生観を考えることはなかなかできないと思います。病院であれば外来の時点で意志決定を考えられるような関わりを持つことが大切になると思います。そういった支援ができるようにしていきたいと思っています。
・不安の強い妻に対し、何が不安にさせてるのか原因を考え、妻が落ち着いて判断できるような働きがけが参考になりました。
・病棟でも、本人や家族の意思決定に関わることが多いので今回の研修で家族を含めた全ての人が納得できるような意思決定支援の重要さや、支援方法について具体的に学ぶことが出来たのでとても良い経験になりました。今回終末期の患者様が対象だったのでまた機会があれば、壮年期の今後病気と付き合っていかなければならない患者と家族の看護なども学べる機会があればなと思います。
・大変参考になりました。コロナ禍で利用者・家族と看護師、利用者と家族のふれあいの機会が減っています。意思決定をする中で、利用者や家族が各々で抱え込むような状況が増えているのではないかと危惧していました。三木理事のご挨拶にあったように利用者・家族・看護師が孤独に押し潰される事がないよう、努められたらと思います。
・紙面だけでない本当の意味での連携を行なっていきたいと改めて思いました。貴重な事例の発表ありがとうございました。三木理事のお言葉も胸にささりました。
・貴重な事例の共有をありがとうございました。ケアをする中で、意思決定支援はなかなか難しいものと感じております。発表を聞かせていただいて患者さん・家族それぞれの価値観や想いを受け取り、医療者だから得られる患者さんの意思や価値観を医療者間だけでなく、家族とも共有し看護を提供すること重要性について痛感いたしました。
ケアミックス型病院であり、急性期から慢性期の幅広い患者さんを看護しており意思決定ができない方もおられます。しかし、訪問看護や緩和ケア病棟へ繋ぐ中間病院の一スタッフとして、チームの一員として今後もケアしていこうと思いました。
・がん看護、ターミナルについてとても感心があるので、とても勉強になりました。多くの患者さまを担当されるだろう環境の中で、一人一人に合った意思決定支援を常に思い悩みながらベストサポートする強い気持ちがいかに大切かを改めて学ばせていただきました。自分も何か動ければと思っております。
・壮年期という、自分にとっても身近な年代の方の、実際の訪問介護介入から、緩和ケア病棟入院など家族を含めたケアを、事例を通して知り、関わりやサポートについて学び大変勉強になりました。すごく貴重な研修だったので、開催に感謝いたします。ありがとうございました。
研修担当者 (府北役員)
西森 麻喜子 東口 すみ江 山下 典子
訪問看護ステーションと緩和ケア病棟が連携した壮年期の末期がん療養者および家族の意思決定を支え受け止める看護実践の事例報告でした。
参加者からは、意思決定に寄り添う難しさやコロナ禍により意思決定の機会が損なわれている現状報告もあり、テーマについて、視点が広がり深まる内容となりました。
編集後記 府北支部書記 青野 裕子
コロナ禍における患者・家族の意思決定支援、退院支援の難しさや大切さを改めて考えさせられた事例でした。
多忙な時期でありながら多くの方に参加していただき、そして貴重なご意見もいただきありがとうございました。
次回研修会:アンガーマネジメント研修
10月29日(金)時間未定